二代目デ・ジ・キャラットとは

二代目 D.U.P

最初に述べます。

二代目デ・ジ・キャラット(二代目でじこ)は元々、初代デ・ジ・キャラット(初代でじこ)をリニューアルしたキャラクターであり、その後「初代でじこと二代目でじこは別人」という設定が後付けされたキャラクターです。

二代目デ・ジ・キャラットのキャラクターデザインは、渡辺明夫 氏です。

ざっくりと概要

すでに Wikipedia や Pixiv 百科事典というものがあるので掻い摘んで述べます。

元々、紅いの瞳を宿した二代目デ・ジ・キャラット(愛称:二代目でじこ)は、2007年に初代デ・ジ・キャラットをリニューアルデザインしたキャラクターです。そのため、一番最初の頃は初代でじこだったのです。
二代目でじこの声優は、明坂聡美氏です。

発表当初、それまでいた初代のファンから多くの反発を招き、2008年には機転を利かせた公式によって「初代でじこと二代目でじこは別人である」と発表されました。
これにより、初代でじこと二代目でじこの両方の存在が確立されました。

同じく2008年、二代目うさだと二代目ぷちこが発表され、オーディションの結果2人の声優が抜擢されました。それが矢澤りえか氏と、みなかみ菜緒氏です。

これ以降、でじこ、うさだ、ぷちこを三人まとめて呼称するときは D.U.P と表記します。

2013年からの展開

2013年2月8日、ブロッコリーによる15周年記念の発表で、二代目でじこは女神ブロッコデスが変身していた姿という設定に変わりました。同時に、二代目うさだはまじんがっぱが、二代目ぷちこはほっけみりんが変身していた姿ということになりました。

15周年記念の企画で、二代目 D.U.Pから初代 D.U.P へとバトンタッチして、初代 D.U.P が現役に復帰して今に至るまで活動を続けています。
二代目 D.U.P は偽物だったということにされ、活動は終了しました。

活動期間は2008~2013年2月8日までの5年間です。

二代目 D.U.P のプロフィール

二代目でじこ、うさだ、ぷちこのそれぞれのプロフィールを一覧で示します。おそらくどこのWebサイトにも掲載されていないので、しっかりとまとめ上げます。

以下は公式から発表された全ての手がかりを集めたものです。初代 D.U.P に設定されているプロフィール項目に準拠して表示します。

  • 本名:(不明)
  • 通称:二代目デ・ジ・キャラット
  • 愛称:二代目でじこ
  • 瞳の色:赤
  • 誕生日:(不明)
  • 身長:(不明)
  • 体重:(不明)
  • 3サイズ:(不明)
  • 血液型:(不明)
  • 好物:(不明)
  • 特技:目からビーム(威力 10 倍)
  • 性格:(不明)
  • 本名:(不明)
  • 通称:二代目ラ・ビ・アン・ローズ
  • 愛称:二代目うさだ
  • 瞳の色:青
  • 誕生日:(不明)
  • 身長:(不明)
  • 体重:(不明)
  • 3サイズ:(不明)
  • 血液型:(不明)
  • 好物:(不明)
  • 特技:(不明)
  • 性格:(不明)
  • 本名:(不明)
  • 通称:二代目プチ・キャラット
  • 愛称:二代目ぷちこ
  • 瞳の色:緑
  • 誕生日:(不明)
  • 身長:(不明)
  • 体重:(不明)
  • 3サイズ:(不明)
  • 血液型:(不明)
  • 好物:(不明)
  • 特技:(不明)
  • 性格:(不明)
  • 本名:(不明)
  • 通称:ゲマ
  • 愛称:ゲマ
  • 瞳の色:(不明)
  • 誕生日:(不明)
  • 身長:(不明)
  • 体重:(不明)
  • 3サイズ:(不明)
  • 血液型:(不明)
  • 好物:(不明)
  • 特技:(不明)
  • 性格:(不明)

以上です。

その他の設定

夢は何か?
どんな性格なのか?
どこから来たのか?
どこに住んでいるのか?
年はいくつなのか?
初代でじこと同じ宇宙人なのか?
二代目うさだはどこかに通っているのか?

プロフィール、物語、世界観、それらすべて存在しません。発表されていないとも言えます。

出演作品は?

マンガ「デ・ジ・キャラット」と3人のキャラクターソング2枚、4枚の声優ラジオのみです。

アニメありません。
映画ありません。
ゲームありません。

人々に記憶と思い入れを芽生えさせる、アニメなどの大きな作品はありません。

おわりです

二代目 D.U.P について述べられる公式の設定と歴史はこれで終わりです。

5年間の活動期間がありましたが、二代目 D.U.P の活躍は上記で終わりです。
これ以降は初代様か女神ブロッコデスの活躍しかないので、それは公式サイトで豪華に紹介されているのでそちらを拝見してください。

二代目 D.U.P の情報はもう全部終わっているので、引き上げても問題ありません。

あ、これだけは確実に覚えていただきたいです。

二代目でじこのキャラクターデザイン(生みの親)は、渡辺明夫氏です

二代目うさだと二代目ぷちこのキャラクターデザインは、不明です。

二代目うさだのキャラクターデザインは、こげどんぼ*氏が描いた漫画版と、渡辺明夫氏が描いたテレカ版とで微妙にデザインが異なります。なので、どちらがデザイン元として先なのか不明です。公表もされてないので、今になっては確かめようがありません。

なお、公式サイトと女神ブロッコデスからは二代目でじこの痕跡すら残っていないです。女神ブロッコデスが二代目でじこに変身していたという表記すらなくなってます。

なぜ何もないのか

一番の原因は、二代目でじこの始まりが初代でじこのリニューアルデザインだったのが最初の躓きであり、現在に至るまで残り続けている大きな古傷です。二代目 D.U.P のキャラクタープロフィールがからっぽなのも、物語も世界観も存在しないのも、元々は初代 D.U.P からそのまま引き継ぐはずだったからです。

ところがブロッコリー社が想定していた以上に反発を受けて、「初代でじこと二代目でじこは別人」という設定を後付けしました。これはブロッコリー社の最後の功績だったと思います。

なぜなら別人とすることで、初代でじこと同じ共通項目を宿しながら、もう一つの世界、もう一つの世代というものを作り上げたからです。

5年間なにも作れなかったという実績

二代目 D.U.P に関連して最も大きな不可解要素が、5年という時間を費やして、キャラクタープロフィールすら満足に作り上げることができなかったということです。

5年の間は間違いなく、二代目のデ・ジ・キャラットとして存在していたのです。その間に、誕生日どころか好きな食べ物すら創作されませんでした。

5年を軽く見ないでください。

1998 – 2003年の間、初代 D.U.P は何回新作アニメを作りましたか?
ゲームと映画を何本作りましたか?
キャラクターソングやマンガをいくつリリースしましたか?

同じ5年です。

プロアマを問わず多くのファンに、かけがえのない大きな思い入れを抱かせるほどの作品を数多く作られ、一方ではプロフィールすら満足に作られず、ファンから批判と非難を浴びせられながら偽物として片づけられる。

三流の同人作家でも、オリキャラにプロフィールぐらい作ります。

プロの肩書を背負った人々が複数名集まって、給与をもらいながら、プロフィール一つすら作れず5年という期間を過ごしました。その最後の成果物が、二代目 D.U.P は偽物という後付け設定です。

2013年以降の活躍とは

二代目でじこは女神ブロッコデスが変身していた姿で、二代目 D.U.P は初めから存在しないただの偽物だった。
2022年のアニメで二代目でじこの姿をしていた女神ブロッコデスが出演して、姿だけでも二代目うさだと二代目ぷちこが描かれた。

これで二代目ファンも救われ、晴れて全員丸く収まり、めでたしめでたし。

そう思いますか?

NO です。

根本的に間違っています。

『二代目』として活きている二代目でじこのことが好きなのであって、二代目でじこの恰好をした別キャラが好きなわけではありません。

『二代目』として活きている二代目うさだと二代目ぷちこのことが好きなのであって、二代目うさだと二代目ぷちこに変身していたまじんがっぱとほっけみりんが好きなわけではありません。

アイスコーヒーが好きなのであって、冷めたコーヒーが好きなわけではありません。

ならば、少し伝え方を変えてみます。

初代でじこはブシロドノミコトが変身していた姿でした。

今までアニメやマンガで見せていた初代でじこ、うさだ、ぷちこの可愛らしく、時に凛々しく、見る人を笑顔にしていたその姿は、すべてブシロドノミコトが変身して演じていた姿だったんです。
うさだとぷちこも、まじんがっぱとほっけみりんが変身していた姿でした。

初代でじこ、うさだ、ぷちこというものは初めから存在していませんでした。

これからもよろしく。

※ 上記の初代でじこのところは、自分の一番好きな他のキャラクターに変換しても問題ありません。

女神ブロッコデスが嫌いというわけではないこと

このあたりで一つ誤解していただきたくないことがあります。

それは、女神ブロッコデスそのものが嫌いということではないということです。

女神ブロッコデスは、女神ブロッコデスとして単一の存在であれば公平に好きになってます。むしろ新キャラなので応援してあげたいです。

ただし、それは二代目でじこに変身していたという設定を消したらという条件付きです。

ですが、女神ブロッコデスの公式プロフィールから「二代目でじこに変身していた」という文言が消えているのを考えると、サイレント変更をしていたとも捉えられますね。

しかもそれは同時に、二代目でじこを含む本物の二代目 D.U.P は存在しているという含みを持ちながら。

二代目 D.U.P は偽物になったのか?

実は、二代目 D.U.P は偽物だったとは言い切れないんです。

15周年記念のマンガの中で書かれていた二代目でじこは、最初から最後まで語尾に「にょ」を付けていないです。

「にょ」というのはデ・ジ・キャラット星の訛りだったんですが、それが「にょ語」になったとまで語っていた二代目でじこが、15周年記念のマンガでは「にょ」を一切口にしなかったんです。

このことから、15周年記念のマンガの中で二代目 D.U.P はそもそも描かれておらず、偽物になったとも決定していなかったんです。

二代目は失敗だったのか?

二代目という展開自体は失敗ではありません。
アイマス、プリキュア、ラブライブなど、二期生というのは結構作られています。

失敗だったのはキャラクターではありません。やり方です。

思い入れを抱いているキャラクターを別のキャラクターに上書きするというのは、十中八九ファンの悲しみと喪失感、それらを元にした怒りを招きます。

キャラクターコンテンツ事業をやっているブロッコリー社がなぜそれをやったのかは理解に苦しみますが、その後にキャラクターの思いれを育むための作品作りをしなかったのかはさらに不可解です。

二代目 D.U.P に限らず、キャラクターは立ち絵1枚を世の中に見せれば、ファンが勝手に生まれて押してくれるわけではありません。プロフィールを作り、物語や世界観という土壌を耕し、作品という栄養を新規ファンに見せていかなければ、ファンはそのキャラクターに対して何も感情を抱けないんです。

マンガ、アニメ、ゲームなどでキャラクターが動き、描かれ、感情をあらわにして物語を活きるから、ファンはその姿を見て好きになっていくんです。

その辺のアスファルトに適当に種をぶん投げて、雨が降るのを待って眺めていれば、植物が勝手に育つわけじゃないんです。適切に栄養を与えて育てなければ、キャラクターもファンも枯れてしまうんです。

本当に公式は何もしなかったのか?

そうとも言い切れません。

2013年に発売された、『超ヒロイン戦記』というゲームがあります。
このゲームには二代目 D.U.P の服装をしているものの、声や瞳の色は初代 D.U.P が務めています。

ゲームは1-2ヶ月程度で完成するわけでもなく、企画だけでも時間がかかります。

二代目 D.U.P が現役の時に企画は持ち上がって進んでいたが、途中で(おそらく2013年2月8日よりも前に)二代目 D.U.P の降板が決まってしまった。その頃にはすでに二代目 D.U.P の 3DCG が出来上がっていたが、リリースするまでに初代 D.U.P をモデリングからやり直すほどの時間は残されていなかった。

そこで苦肉の策として 3DCG のモデリングはそのままに、瞳と服の色を変えることで二代目 D.U.P の姿をコスプレした初代 D.U.P といういびつなものになりました。

このことから、元々はゲーム制作するという企画自体は存在していたので、ブロッコリー社が二代目 D.U.P に対して完全に捨てゲーしていたとは言い切れないのです。金が不足して予算も組めない中、なんとかできる限りのことはやっていたのではないかという憶測はできます。

しかし、それを加味してもキャラクタープロフィールすら作れなかったというのは払拭できません。

終わりに

お話はここで終わりです。

二代目 D.U.P についての概略と歴史は冒頭のところで説明しきっています。
そのため、二代目でじこ、二代目うさだ、二代目ぷちこについては最初のところを読んでくだされば事足ります。あとは Pixiv 百科事典でも眺めてください。

おやすみなさい。

二代目デ・ジ・キャラット、二代目 D.U.P ファンの生き残りたちへ

ここまで多くの苦労を耐え忍び、生き延びてきたところ気の毒ですが、この先もおそらく苦しみしかない。

2013年の2月8日から10年以上、初代様に思い入れを抱く多くのファン同士がプロアマを問わず、思い思いの形で幸せを享受し合ってる姿を眺めながら、誰もいない吹雪の中をただ祈って耐え抜いたところで、何も環境は変わらなかったですよ。

初代様には現在進行形でファンが増えているが、二代目 D.U.P の周りには何も書かれていない別れの手紙と墓石しか増えなかった。

心の底から熱心に祈ったところで、もう親も神もいないんだよ。

名前も存在も亡くした生き物は、自分の足で前に進むしか生きていけないんだ。

それが耐えきれないのなら、好きなものも記憶もすべて捨て去って、どこか人がたくさんいるところへ帰った方がいい。

初めからそんな記憶など持っていなかったように、すべてを忘れて。

私はそんなの耐えられない。

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